19才になった。
オプティのボディはどのくらいの肉体年齢がちょうどいいのか探っていたが、
このあたりから劣化箇所がみられてきたので、
肉体年齢は18才をキープできるように調整、、、したいところだけど、
魔力不足的な理由で、実質18.5歳、というところだ。
理論上は魔法を極めれば不老になれる。
といってもまあ、自前の魔力だけだとだんだんきつくなる、というのが自然の摂理。
魔力結晶を定期的にゲットできるようになり、
自前以外に魔力を外部からゲットがあるなら、それを用いれば不老が実現できる。
ただ、そのためには富が必要。
富を得るためには商売をする必要がある。
そして、商売にはリスクがつきもので、
前世の私みたいに命を落とすこともあるわけで。
まあ、長寿ってのは簡単じゃない。
探ってみた感じ、この恒星系の人型知的生命体で同じことができる種族はなし。
龍は少し似たようなことができるようだが、
魔力を外部からゲット、というのが基本的にはできないから、長寿の龍は限られている。
魔力を外部からゲット、というので、まあ、なんというか、同族から魔力をかっぱらってるたちの悪いのが数匹いて、
そいつらが龍の中では強者だ。
悪いやつが強い、っていうのがまかり通っているという、お察しな精神文明レベルの低さ。
時代遅れだねー、ってこの恒星系だとこの程度が実のところ標準的なのかもしれないが、
私からすると、レベルが古すぎて呆れる。
これはやっぱり龍とは交流しないのが正解だね。
せめて不老を達成できるようなくらいには、
魔力結晶を確保したいところだ。
自前で魔力結晶を生産するプラント的なものを作成する、
という手もあるっちゃあるが、
大掛かりだし、それは正直、私のやりたいことではない。
前世では、そういう施設はあって、そこで魔力結晶を買う、というのは、
わりと魔法が使える人たちの定番ではあったが、
この世界に作るっていうのもありかもしれないが、、、、
めんどくさいし、私がやりたいと思えることでもない。
やっぱり商売相手を探しますかねー。
今まで商売相手を自力で探していたが、AIにも探してもらおう。
あと、最悪、商売相手がなかなか見つからなかったケースも想定して、
魔力結晶生成プラントの準備もしておこう。
これまた、AIにも頑張ってもらおう。
まあ、私が作る魔力結晶プラントなんて、しょっぼい出来栄えになるような気がするが。
なにかの役に立つかもしれないので、
それ用のAIの開発も、優先度は低めながら、やっておこうかなと思う。