気持ちの流れるままに、物語を書いています。

転生船長 第58話 - つっこまれるキサラ

センティリアとの取引は定期的に行うことにした。
やりとりは、おしょう君に全面的に任せることに。

だいたいどのくらいの頻度で、
どのくらいの量を取引していくのが適切かも含めて、
おしょう君に丸投げすることにした。

キサラの仕事は虹結晶を用意することだけ。
それ以外はおしょう君に専属であたってもらい、
キサラはおしょう君を顎で使うだけにすることとした。

おしょう君はその方針にOKしてくれたが、
一つだけ言われた。

「可能性の一つですが、また、魔術を見せて欲しい、
といった要望が上がってくる可能性があります。
その際には、対処をお願いします。」

「おしょう君がやってくれていいよ」

「今は通信でやりとりしているだけですが、
実際に姿を見せることを向こうに求められた場合、
どうします?
ゴーレムを見せるのはあまりいい策ではないですよ?」

「え?だめ?」

「その技術に強く興味を持たれることとなり、
今後の取引の交換条件に持ち出される可能性があります。」

「あー。」

「それ、めんどくさがってるだけですよね。
もちろん、問題のある要望を向こうが挙げてきた場合は
突っぱねる方向で交渉しますが、
キサラが対処した方が話が早いケースもあると思いますよ。
その場合には対処をお願いしたい、というだけです。」

「わかった。やる。」

「お願いしますね。」

「あれ?そもそも魔力結晶と虹結晶の交換は、
おしょう君がやるんだよね?
ゴーレム使わずにどうするの?」

「向こうの科学技術に合わせた程度のレベルの
ロボットを使ってやりますよ。」

「魔法の実演もそれでいいじゃん」

「魔法を使えるロボットって、
センティリアからすると完全にオーバーテクノロジーです。
それって結局ゴーレムですよね?」

「バレたか」

「はい、バレバレです。」

「うう、、、、。」

「では、よろしくお願いしますね。」

しっかり者のおしょう君からツッコミを受けるキサラであった。