転生船長 第7話 - ベイビー、いろいろ見てみる
まあ、とりあえず星間マップで知ることのできるこちらの恒星系の情報を重点的に調査。
住んでいるところの大体の感じはわかった。
この恒星系内に他に知的生命体が住んでいる惑星なし、で、宇宙怪獣みたいなとんでも存在も不在。
龍は私の住んでいる惑星に何体がおるみたいだが、宇宙怪獣って規模のほどでもない。
他に特に気を払わなければならないこともなし、って感じね。
平和が一番。
じゃ、次は惑星内の情報ね。
星間マップで知ることのできる情報には限りがあるけれども、
じっくり詳細を見ていきますかね。
あ、龍いたわ。
でっか。
龍でっか。
でもこちらに気づいてはいないわね。
まあ、のぞいてるだけだしね。
これで気づいたらどんだけ気を張ってんだって感じよね。
龍のステータス見れるかな?
あ、龍何体がおるな。
それぞれ見ていくか。
ふむふむ。
ステータスブロックはしてないっと。
ステータス隠しは、、、、お、しとるやんけ。
じゃ、暴きますかね。
でけた。
みれたみれた。
ははー。なるほど。そっち系か。
弱いふりをするほうじゃなくて、サバ読んで強がるほうのステータス隠しだったか。
しかもみんなやってるし。
龍は基本プライド高めとみた。
私?
ステータスの魔法系はバリッバリに隠しとるよ。それも堅牢に。セキュリティ大事。
これを暴く?
前世で魔法をある程度極めたのちの私のステータス隠しを暴けたのは例のジジババ達だけだと思うのだよ(あれは例外)。
で、えーっと。龍のステータスにばらつきはあるものの、ふーむ、なるほどなるほど。
魔法はそこまで得意じゃないっぽいね。
といっても私基準だけど。
こいつはでっかいだけだな。
人類基準だとどうなるのかしら?
あ、疲れてきた。
寝よ。