気持ちの流れるままに、物語を書いています。

転生船長 第20話 - キサラ7才、倉庫の星に名前をつけました

7才になった。
相変わらず家事手伝いをやりつつ、
裏で倉庫作成をしています。


第6惑星の第8衛星。
いいかげん名前をつけよう。
何がいいかね。
クラボシ。ほし、それでいこう。

クラボシは隠蔽済みのスペース確保と、燃料コア設置までは終わっております。
資源の搬入と搬出は基本的に転移でするが、超・超・大容量の転移になるので、
専用の魔術装置がないと全部自力でやることになり結構大変っす。
なので、こういった倉庫には大容量転移魔法装置がつきものでして、今はその設計を進めております。

直接宇宙船をドックにいれて人が色々マシンを操作して荷物の出し入れをするタイプの倉庫もあるが、
一人運用でそんなことはできない。
個人で倉庫でセキュリティ諸々考えると、隠蔽済みのスペースに大容量転移魔法装置を設置して、
転移で荷物を出し入れする、というのが、お金持ち or 魔法技術持ちの方々の個人倉庫運用の鉄板だ。


クラボシの完成にはまだまだ時間がかかりそう。
大容量転移魔法装置を一からつくったことはないので、
ちょっと苦労しています。

あと、なんかあったときのための、防衛用の兵器の設置も考えておいたほうがいいだろうな。
隠蔽魔法の内側に自動でシールドを貼る装置と、自動反撃用の装置。
攻撃を受けた時にこちらにアラートを投げたり、それらの装置を制御する司令塔となる人工知能。
守るだけではなく打って出るための自動制御の宇宙船数台。必要なのはそんなところかな。
うわ、、、やることめちゃくちゃ多い。

遠い目をしておこう。