気持ちの流れるままに、物語を書いています。

転生船長 第27話 - キサラ14才、村脱出計画は順調に進行

私ももはや14才。
おっきくなったなー。
もはや完全に適齢期の女だなー(オプティ基準)。

冒険者になる話は揉めたが最終的には勝ち取った。
ふっふっふ。
私はわりと器用に何でもこなし、運動神経も良い方だったので、
冒険者として本当にやっていけるのか系の心配は一切されなかった。
ただあれよ。
村にいてほしい系の発言に対しての返しはすごく大変だった。

色恋の話は出ているが、だいたい適当に誤魔化している。
男子勢で意識してきているものもいるが、
私は知らん。

というわけで来年冒険者として身を立てるために、
王都に行く、ということとなった。
順調だ。

商売相手の惑星の潜伏先の調査。
ジャパン先生によって調査自体は順調に進んでいるが、
インゴット入手方法の検討がなかなか進まない。
このインゴット。この惑星内でも結構価値が高いものとして認識されているようなのだ。
貨幣の素材として使われていた時期があったり、
装飾品の素材として扱われていたり、
ようは「貴金属」としての価値が高いのだ。
私は大きめのインゴットを錬金術で魔力結晶に変えて使おうとしているが、
それを何らかの錬金素材との物々交換でゲットするのではなく、
この商売相手の惑星で流通しているモノ、
いわゆるお金を稼いで、
そのお金で購入する、というのが良いのではないか、
などとジャパン先生が言いだしたのだ。

な ん じゃ そ りゃ あ

んなことできるんかいな。